防犯カメラ(クラウド録画)の料金比較|Safieとソラカメを公式サイトで確認し、5年総額を試算
防犯カメラは、録画した映像をどこに貯めるかで費用の形が大きく変わります。クラウドに貯めるなら月額がかかり続け、社内に録画機を置くなら初期費用が大きくなります。どちらが安いかは、使う年数で逆転します。ここではクラウド型の主要2サービスを、2026年9月13日に各社の公式サイトで確認した料金で比較し、そのうえで5年使った場合の総額を計算しました。
このページの立場について(先にお読みください)
このページは株式会社オフィスゲートが運営しています。当社は防犯カメラの設置工事を行う事業者であり、このページで扱うサービスの導入・工事を請け負う立場にあります。カメラ自体の自社製品は提供していません。
- 比較表には各社が公式サイトで公開している事実のみを載せ、◎△などの主観評価は使いません
- 公式サイトで確認できなかった項目は、「公式サイトに記載なし」と書きます
- 掲載の可否や順位を金銭で決めることはしません
クラウド録画サービスの月額(保存期間別)
クラウド型は「何日ぶん映像を残すか」で月額が決まり、カメラ1台ごとに課金されます。この構造は2社とも同じです。
| 録画の保存期間 | Safie(税込・カメラ1台) | ソラカメ(税込・カメラ1台) |
|---|---|---|
| 7日間 | 1,320円 | 990円 |
| 14日間 | 1,815円 | 1,650円 |
| 30日間 | 2,200円 | 2,160円 |
| 60日間 | 2,750円 | 3,300円 |
| 90日間 | 3,300円 | 4,510円 |
| 180日間 | 4,950円 | 公式サイトに記載なし |
| 365日間 | 7,700円 | 公式サイトに記載なし |
いずれも税込・カメラ1台あたりの月額です。ソラカメは年額一括払いにすると割引があり、7日間プランで年10,692円(月額891円相当)と記載されています。確認日:2026年9月13日。
月額はほぼ同じ。差が出るのはカメラ本体の値段です
30日間保存で比べると、Safieが2,200円、ソラカメが2,160円。月額はほとんど変わりません。大きく違うのはカメラ本体です。
- Safie:Safie One が50,600円(税込)。屋外用のi-PRO WV-U1532LA(SF)は70,840円、PTZ対応のAXIS M5074は131,230円
- ソラカメ:公式サイトに「初期費用はわずか3,980円〜始められる」と記載
カメラ2台・30日保存で5年使った場合(当サイトの試算)
| 項目 | Safie | ソラカメ |
|---|---|---|
| カメラ本体(2台) | 101,200円 Safie One 50,600円×2 |
7,960円 「初期費用3,980円〜」×2 |
| 月額(2台・5年) | 264,000円 2,200円×2台×60か月 |
259,200円 2,160円×2台×60か月 |
| 5年の合計 | 365,200円 | 267,160円 |
※各社の公表価格から当サイトが計算したものです。設置工事費・配線費用・電源工事は含みません。実際の見積もりは各社および施工業者にご確認ください。
5年で約10万円の差です。ただしこの差は設置工事の内容によって簡単に埋まります。屋外に付ける、電源のない場所に付ける、有線LANを引く。こうした条件が入ると、工事費のほうが本体価格より大きくなることが珍しくありません。本体価格だけで決めないでください。
ソラカメには映像の視聴時間に上限があります
これは料金表の下に書かれていて見落としやすいのですが、重要な違いです。ソラカメの公式サイトには「1ヶ月72時間を超えての動画の視聴」に66円/時間(税込)の超過料金がかかると記載されています。
月72時間は、1日あたり約2.4時間です。防犯目的で「何かあったときだけ見る」使い方なら十分ですが、店舗や現場の様子を日常的に確認する使い方だと超える可能性があります。また、リアルタイムでの映像確認は別途「リアルタイムアクセス」が月990円/台と記載されています。
Safieの料金ページには、こうした視聴時間の上限に関する記載は見当たりませんでした。毎日どれくらい映像を見るのかを、先に決めて選んでください。
クラウド型と、録画機を置く買い切り型の違い
ここまではクラウド型の話ですが、社内に録画機(NVR)を置く従来型もいまも現役です。構造が違うので、金額だけでは比べられません。
| 観点 | クラウド型 | 買い切り型(録画機) |
|---|---|---|
| 初期費用 | カメラ代のみのことが多い | カメラ+録画機+工事で大きくなる |
| 月額 | カメラ1台ごとに継続してかかる | 原則かからない |
| 外出先から見る | 標準でできる | 別途設定が必要。固定IPやVPNが要ることも |
| 録画が消える原因 | 保存期間を過ぎたとき | ハードディスクの故障。数年で寿命が来る |
| 機器が壊れたとき | カメラを交換すれば映像は残る | 録画機が壊れると過去の映像も失う |
| 向いている場面 | 台数が少ない。外から見たい。管理を任せたい | 台数が多い。長期保存したい。月額を増やしたくない |
台数が増えるほど、買い切り型が有利になります。クラウド型はカメラ1台ごとに月額がかかるため、10台なら月額も10倍です。一方で買い切り型は、録画機の容量の範囲なら台数が増えても月額は増えません。目安として、台数が多く長く使うなら買い切り型、少数で外からも見たいならクラウド型という分かれ方になります。
現場から見た、選ぶときの3つの注意点
当社は防犯カメラの設置工事を行っています。見積もりの現場でよく問題になる点を挙げます。
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付けたい場所に電源があるか、先に見る
カメラ本体が数千円でも、電源がない場所に付けるなら電気工事が必要です。屋外の軒下、駐車場、倉庫の高所。こうした場所はたいてい電源がありません。PoE(LANケーブルで給電する方式)を使えば配線1本で済みますが、今度はPoE対応のスイッチが必要になります。カタログの本体価格と、実際に動く状態にするまでの金額は別物です。
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Wi-Fiで飛ばすか、有線を引くかを決める
クラウドカメラは映像を常時アップロードするため、台数ぶんの上り帯域を使い続けます。Wi-Fiで済ませると、電波が弱い場所で映像が途切れたり、他の業務通信に影響が出たりします。屋外や離れた倉庫は特に届きません。止まっては困るカメラは有線が基本です。ここで配線工事の要否と費用が決まります。
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「何を写したいか」で必要な性能が変わる
人が通ったことが分かればよいのか、顔を判別したいのか、車のナンバーを読みたいのか。必要な解像度と設置位置がまったく違います。夜間も写したいなら、赤外線の照射距離と、周囲の明かりの有無が効いてきます。「とりあえず4台」で見積もりを取る前に、どこに何のために付けるかを1台ずつ書き出すと、無駄な台数が減ります。
このページの出典
以下は2026年9月13日に確認した各社の公式ページです。
- Safie(セーフィー):safie.jp/plan/safie.jp
- ソラカメ(株式会社ソラコム):soracom.jp/sora_cam
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