【東京都】2021年のテレワーク促進助成金について募集要項が公開されました。

【東京都】2021年のテレワーク促進助成金について募集要項が公開されました。
東京都のみになりますが、新型コロナウィルス感染症対策の一環として、2020年にも施行された「テレワーク助成金」が2021年も実施されることとなりました。
実際通勤や社内環境・アフターコロナを考えると、人口密集している東京都におけるテレワーク実施は有効な対策であります。
助成率が高く最大250万円という内容となっています。また予算枠が設定されている模様ですので、希望される法人様は早めの着手をおすすめいたします。

募集要項概要

詳しくは東京都しごと財団サイトをご参照ください。
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/2-teichaku.html

ポイント
■助成対象事業者
 常時雇用する労働者が2名以上999名以下で、都内に本社または事業所を置く中小企業
■助成内容

 テレワーク機器・ソフト等の環境整備に関わる経費

■助成金額

2人以上30人未満 150万円(助成率2/3)
30人以上999人以下 250万円(助成率1/2)

対象となる費用

消耗品費
 PC・タブレット・スマホ  10万円で
購入費
 ソフトウェア  10万円以上のソフトウェア
委託費
 物品の設置・設定費
 システム機器等の保守委託費
 システム導入時運用サポート費
 機器リース料・レンタル料(3ヶ月分)

前回との比較

助成率が前回の100%に比べて下がっているのが大きな変更点です。
また上限額も30人未満企業は150万円と下がっています。
とはいえ、上限150万円・助成率2/3は中小企業にとって、大きなサポートとなります。
電子申請が追加されたのも大きな変更点です。

前回の経験を踏まえて

申請資料の準備に非常に時間を要するものとなっています。

各種見積もりを細かく準備する必要があります。
すべての商品に対して相見積もりの準備も必要です。

また、導入前と導入後の違いを表すテレワーク環境構築図を作成し、商品導入後は実績報告の提出も必要です。

助成金を扱う東京しごと財団への連絡もつながりにくいので、
上記も踏まえると、昨年同様にテレワーク助成金に慣れた業者さんの協力が不可欠だと思います。

役立ちそうなサイト

日本テレワーク協会サイトでは総合的なテレワークに対する取り組みをしているようです。
導入サポートの相談なども受け付けれもらえるようです。
『一般社団法人 日本テレワーク協会』
https://japan-telework.or.jp/subsidy/

NTT東日本サイトです。
近年NTTはネットワークに力を入れているので、機器導入サポートなどを相談してみるとうまくいくかもしれません。
『NTT東日本 -テレワークの導入に役立つ助成金・補助金-』
https://business.ntt-east.co.jp/solution/telework/subsidy/

助成金サポートをしているサイト
主にシステム系の導入のサポートをしています。
『HYPER Voice』
https://hypervoice.jp/telework-joseikin/

機器導入などのサポートをしているサイト
見積もりから機器販売設置までトータルサポートしています。
昨年のテレワーク助成金にも多数関わっているとのこと。
『オフィスゲート』
https://office-gate.com/telework/index2021.html

まとめ

2021年度のテレワーク助成金も中小企業のテレワーク環境を整えるうえでは、とても力強いサポートとなります。
ただ、助成金ですので、とても多くの資料提出が求められます。
昨年同様、社内にテレワーク助成金の担当を設けて取り組む必要があります。
または、テレワーク助成金のサポートに取り組んでいる企業に依頼して、社内作業を簡略化するのも一考です。

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