ノーコードツールとは、専門的な知識がなくてもWebサイトやアプリを簡単に作ることができるツールです。無料で使えるものも多くあり、近年人気になっています。
ノーコードツールのメリット
サイトの構築などにはプログラミング言語が必須でした。ノーコードツールはその知識がなくても、テンプレートを基にドラッグ&ドロップなどの直感的な操作でサイトやアプリの構築ができます。
専門的な知識は不要
自分が作りたいイメージに近いカテゴリーなどのテンプレートから基本のデザインを選び、カスタマイズすることができます。ブロック編集と言われるパズルを組み替えていくような設定で簡単に順番などを変えたり、ドラッグ&ドロップで自由な編集が可能です。
コストと時間を抑えられる
開発に専門的な知識が必要ではないので人材的なコスト、使用するアプリのコストなど様々な面で抑えることができます。また、分かりやすいインターフェースで直感的に組み立てていくような作り方になっているので、構築に時間がかかりません。
注意したいポイント
便利なツールではありますが、気をつけたい点も紹介します。
デザイン面での差別化が難しい
豊富なテンプレートが揃っているとはいえ、その選定や、どれだけカスタマイズするかなどによってデザイン性は大きく違ってきます。オリジナリティや他との差別化をしたい場合では、ノーコードツールだと物足りなさがありそうです。多少の知識がある方でしたら、ローコードツールの使用をおすすめします。
機能の制限
ページ数の制限や独自ドメインの設定など、使用するツールや料金プランによっても変わってきます。
無料で使用することができるものもありますが、用途によって有料版を使用したり、また、助成金などを使い低コストで専門の知識のある制作会社に依頼した方が良いこともあるでしょう。
ノーコードツールを上手に利用しよう
以上のように誰でも簡単に使用できるツールではありますが、種類も豊富で、機能の違いもたくさんあります。自社に必要なものを見極めて適切に使用しましょう。